倉吉のホテル | ||
00:30 | ||
倉吉の赤瓦・白壁の町並み | ||
02:00 | ||
倉吉→松江 | ||
04:30 | ||
松江城と小泉八雲記念館 | ||
06:45 | ||
一畑電車(松江→出雲) | ||
08:00 | ||
出雲大社 | ||
09:30 | ||
出雲→米子 | ||
12:00 | ||
米子のホテル |
倉吉駅からバスで15〜20分ほど揺られてやってきたのは赤瓦・白壁土蔵群です。
重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に指定されています。
倉吉というぐらいなので蔵が有名なんですね。倉敷なんかも蔵で有名なのでやっぱり地名は雄弁ですね。
こちらが蔵のようすです。風情がありますね。
石橋を渡った先は店舗になっていたり、庭になっていたりします。
石橋を渡って中に入った様子がこちらです。
こんな感じで庭になっていました。
観光客にも開放されていて、特に店舗などはないですが、奥に便所がありました。
立派な蔵ですね。昨日津山でも見た気がしますが。
こちらは打吹回廊と呼ばれる施設から見下ろした倉吉の街の様子です。
もうちょっと上から見たい気持ちもありますがこれでも赤瓦の様子が確認できますね。
奥に見える山は打吹山という山です。
と、散策しているともう次の列車の時間になってしまいました。
店舗にも入ってゆっくり見物したりしたい気持ちもありましたが、今日のメインディッシュが控えているのでここで引き返すことにしました。
倉吉から松江までは山陰本線を使って移動しました。
道中には事件を引き寄せて自分で解決するマッチポンプ探偵漫画の作者が生まれた地を通過したり日本海を眺めたりしていると、米子までやってきました。
米子駅では30分ほど待ち時間があったので駅前に出たり駅の中を散策したりして時間を潰しました。
出雲市行の列車に乗り込み松江に到着しました。
というわけでさっそく松江城にやってきました。
松江の観光は1時間半弱で終える予定でしたが、これが大誤算でした。
まず松江城まで徒歩で30分ほどかかってしまったのです。これでは松江城を駆け足で見るだけで終わってしまうということになってしまったので仕方なく観光の時間を1時間増やすことで対応しました。
松江城の天守は前に突き出した部分が特徴的ですよね。この部分について確か中で説明があった気がするのですが、すっかり忘れてしまいました。すみません。
一番上の階層では、松江市街と宍道湖を一望することができました。
松江城の敷地内には、お城の雰囲気にそぐわない洋館が鎮座していました。
この洋館は興雲閣という名前だそうです。
洋館のくせして木造だったり屋根に瓦が使われていたりというのが作られた当時の時代をよく反映していると思います。
私は、和風の町並みも好きですがこういった洋館も大好きなのでウキウキして入ったのですが、2階が5分後に貸し切りになるとのことでスタッフに登らないように引き止められてしまいました。
スタッフさんには先に天守を見学するように勧められたのですが、さっき見てきたことを告げると、一瞬で戻ってくるならという条件で2階の見学を了承していただきました。
「興雲閣」の写真だけ取って引き返しました。
次の電車までやや時間があったので、小泉八雲記念館で時間を潰すことにしました。
小泉八雲は松江に居住していた時代があるとのことで、記念館の隣が旧居として公開されています。私は今回時間がなかったので記念館のみ訪問しました。
彼は詰め込み教育と、学校任せにする保護者への問題意識を持っていたそうです。当時は明治時代だったと思うのですが、やはり時代は巡るなあという感想です。
松江から出雲への移動には一畑電車を使用しました。
18きっぷ旅なので、できるだけJRを使用したほうが安く着くのですが、移動手段というよりアトラクション気分で乗ってみることにしました。
あと松江城周辺から駅までの距離が近いからという理由もあります。
ローカル電車ということで乗客が少ないからか、豪快にも座席にゆるキャラを座らせていました。
このゆるキャラは「しまねっこ」というらしいです。「しまねこ」だと思っていました。
車窓には宍道湖が広がっていました。
宍道湖は東西に横長の形になっていて、一畑電車はその北の辺に沿って走っていきます。
松江から出雲大社方面へ向かう際は川跡駅で乗り換えが必要になります。
の電車が一同に会しています。
それぞれ全く異なるデザインなのは、別の鉄道会社から譲り受けた車両を使っているというローカル鉄道あるあるでしょう。
出雲大社前駅に到着しました。
駅のホームがだいぶ古いですね。柱全体にサビがびっしりだし番宣表示もとても滲んでしまっていますね。
というわけで出雲"おおやしろ"に到着しました!
正式には「たいしゃ」ではなく「おおやしろ」って読むらしいです。
大きな神社にありがちな参道の森を通って御本殿に参拝するというスタイル。
京都の下鴨神社を思い出しましたが、あっちはイチョウでこっちはマツというのと出雲は背後に山があるという点で似ているけど全く異なる景色でした。
こちらが本殿です。
手前の石畳についた大きな円の中に小さな円が3つ入った模様は、昔の本殿を支える柱の跡だと思われます。
昔の本殿の復元図は有名で、半分ネタかと思うほどとてつもない高さの構造物になっています。だからこれだけの太さがないと支えきれないということなのでしょう。
参考資料: 古代・出雲大社本殿の復元|大林組の広報誌「季刊大林」
さて、出雲大社のメインディッシュはなんといっても大注連縄。
実は本殿がある区画ではなく、本殿に隣接した別の区画にあるのですが、私はそれを現地で初めて知りました。
神社建築とかに使われるこの銅が結構好きなんですよね。青錆の色が結構好きです。
見猿聞か猿言わ猿のカエルバージョンがいました。
この方たちはなんと呼べばいいのでしょうか?ミカエル、着替える、岩ガエルとかでどうでしょう?
出雲大社を満喫しているともう夕暮れ時ということで、宍道湖の夕日を見るか稲佐の浜で夕日を見るか迷ったのですが、稲佐の浜にしました。
手前にある大きな岩らしきものは弁天島というらしいです。
なにか神話とか信仰とかあると思いますが、私はよく知りません。
これまでの疲労にプラスして、出雲大社から稲佐の浜まで徒歩できたせいで足が限界を迎えていたということもあり、階段に座って夕日を見がてら休息を取っていました。
翌日のことを考えて、ホテルを米子に取ってしまったのでこれからまた移動しなければなりません。
稲佐の浜から出雲市駅までは徒歩とバスで移動し、出雲市駅から米子駅までは山陰本線で移動しました。
よく考えたら今日はほとんどJRを使用していないので18きっぷでもぎりぎりもとが取れたぐらいでした。
米子まで2時間弱の移動があるのでコンビニでパンでも買って行動食にしようと思ったところ、こんなパンがありました。
バラパンは出雲のご当地パンらしく、細長い食パンの片面にクリームを塗って、その面が内側になるよう巻いた感じのパンです。巻いたあとの形がバラに見えるからバラパンだそうです。(あんまりバラには見えないけど)
その後、米子に無事到着。明日は早起きしないといけないのでさっさと寝ましたとさ。