友人から博多行きのサイコロきっぷを分けてもらったので、佐賀に行きたいと思います。
博多からは基本的に普通列車を用いて途中下車しながら進みたいと思います。
最初に佐賀市のほうに行って、武雄温泉で宿泊。2日目は唐津の方に行って博多に帰ってくるという行程です。
吉野ヶ里遺跡までは博多からは普通列車で90分くらい。
途中で小学生の団体と親子連れに挟まれて気まずくなったりしつつ無事到着。
吉野ヶ里遺跡に訪問予定の方は要注意!
ここめっちゃ広いです。じっくり満喫しようと思ったら2時間半かかりました。というか2時間半歩き回ったせいで脚が痛くなってきてリタイアしました。9割ぐらいは見れましたが。
探しものを探しに佐賀市に向かった。
冗談はさておき、佐賀市で遅めの昼ごはんをすませたあと、佐賀城へ向かいました。
その途中、佐賀バルーンミュージアムという施設を見かけたので寄り道。
佐賀は気球で有名らしく、私が訪問した2日後からバルーンフェスタが開催されるようです。
ニアミスでした、、、残念。
ミュージアムの中には気球の歴史や仕組みなどが展示されており、冒険心がくすぐられました。
佐賀城の多くの建物は焼失しており、江戸時代のものが現存するのはこの門とあと一つぐらいらしいです。
こちらの再建された本丸御殿は博物館になっていました。
中は想像以上に広々とした空間でした。
平日ということで観光客よりスタッフの数の方が多いという状況。展示品についてスタッフの方に丁寧に解説していただきました。
佐賀県庁には展望室があり、佐賀市内を一望できました。
お堀の幅がとんでもなく広いですね。
佐賀は水路のイメージがあります。街を歩いていても至るところに水路がありました。
こちらの楼門は佐賀県唐津市出身の建築家辰野金吾が設計したものらしいです。
辰野金吾といえば東京駅や日本銀行本店など西洋風の建築のイメージでしたが、こんな和風というか中華風というかも設計できちゃうんですね。
新館もかっこいいですね。
本日はこの新館の隣りにある楼門亭という場所で宿泊しました。
一人なら素泊まり5,500円で近くの3軒のお風呂が入り放題でした。
私は元湯しか入りませんでした。
歴史を感じる建物で、浴槽はあつ湯とぬる湯に分かれていて、ぬる湯は熱くてあつ湯はリアクション芸人が最も活発に活動する温度でした。
散歩がわりに武雄温泉を見物
新館は無料で見学できました。
現在使用されていないお風呂や資料などが展示してありました。
楼門の中も見学できました。
営業時間がかなり短いので注意してください。
有田焼でお馴染みの有田町。
有田みかんの有田は和歌山です。
有田で観光するなら有田駅より上有田駅のほうがいいと思います。
有田の観光スポットはすべてと言っていいほど有田焼関連です。
裏通りにはトンバイ塀という独特の塀があるのも特徴。
トンバイというのは窯用の赤レンガだそう。不要になったトンバイや道具などを固めた塀がトンバイ塀。
辰野金吾が設計したらしい。
やっぱり武雄温泉楼門を作った人と同一人物だとは思えないです。
裏に書かれた東京駅を設計したのが唐津出身の辰野金吾だったという縁で贈呈されたのだそう。
さらに彼は1万円札に書かれた渋沢栄一邸の設計にも携わったのだそう。新1万円札の影の主役は辰野金吾なのかもしれないと思いました。
海沿いの山の上にお城があるので天守からの景色は最高でした。
奥の方に広がる緑は日本三大松原の一つ「虹の松原」です。
観光地で出会う猫っていいですよね。
実は有田でも出会ったのですが、めちゃくちゃ警戒されてしまいました。
それに対してこちらの猫ちゃんは、最初は警戒しつつも最後は撫でさせてくれました。
以上! 佐賀県をぐるっと回った旅でした。
佐賀県に観光のイメージは全然なかったのですが、とても魅力的な場所がたくさんありました。
今回は各スポットをつまみ食い的に回ったので、また機会を作ってゆっくり楽しみたいなと思いました。
訪問した場所の地図を貼っておきますので、参考にしていただければと思います。
記事で紹介していないものも含まれているかもしれません。